台湾、ちょこっと台北 |
2008/1/16-1/19 |
台湾民主紀念館 |
思い付き |
昨年の秋から仕事の関係で一週間以上の長期の旅行日程が確保出来ず少々ストレスが溜まりかけていたお正月、どこか近場で安く行ける海外逃亡はないものかとweb検索をしていると目に入ったのが広島発台北行きチャイナエアーラインで往復、ホテル3泊付きで¥38,800/人。夫婦二人で¥77,600。これは行くしかないとweb予約を敢行。 出発11日前までの予約受付となっておりぎりぎりセーフ。こうして出張で17年前に行って以来の三泊四日の台湾行きが決定したのである。 |
日 程 | 行 程 |
1/16(水) | 広島空港-台北空港-台北市-台湾民主紀念舘-総統府-南門市場 |
1/17(木) | 新店-烏來-龍山寺-行天宮-士林夜市 |
1/18(金) | 台北駅-瑞芳-仇分-瑞芳-台北駅-孔子廟-忠烈祠-台北戯棚 |
1/19(土) | 淡水-台北市-台北空港-広島空港 |
1月16日(水) | |
AM5:30、自宅を車で出発。 松山ICより高速に乗り小松JC経由で今治ICへしまなみ海道で瀬戸内海を渡り山陽道、本郷ICで高速を降り広島空港へAM7:50到着。車は空港駐車場に¥800X4日間で¥3,200。 近くの民間駐車場を使えば¥2,000なのだが、、、、 早速チェックインをするが非常口の足元の広い席をリクエストしGET!! 非常の際はお手伝いをと説明を受ける。了解しました。 搭乗までにまだ時間があるので空港内のレストランで朝食を食べることにする。 AM9:35搭乗。機材はB738 130人乗り程度の小型機、乗客は7割位だろうか。定刻10:00前に離陸。11:50に着陸した。 台北空港は17年前と違いとても奇麗で床は大理石張りである。 |
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台湾桃園国際空港第2ターミナル | |
正月明けの水曜日、空港は空いており入管手続きも待ち時間なし。 空港一階の市内行きリムジンバス乗り場へ移動しチケットを購入。135元/人=¥470安い。 ちなみにタクシーは1,200元→¥4,200である。 高速道路を走り約70分でホテル横のバス停に到着したがバスの運転手は現地の乗客と話に夢中になり車内放送もせず降りるはずのバス停レオフーホテルを通過。 ハット気がついて降車ベルを押すが100mほど行き過ぎて停車。運転手は平謝りしていたが100mですんだのは不幸中の幸いでした。 |
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六福客機/レオフーホテル | |
ホテルにチェックインをし早速市内観光へ向かう。 先ず、タクシーで最寄りの地下鉄駅中山駅へ行き地下鉄で台湾民主紀念館(旧中正紀念堂)へ行く。 タクシーは75元(¥260)地下鉄は20元(¥70)安い 切符は樹脂製の丸いトークンである。 自動販売機のタッチパネルで行先金額、枚数を押し合計金額を投入するとトークンとお釣りが出てくる。 トークンを改札機に近づけると改札が開き構内へ電車を降りて改札を出るときは改札機の投入口にトークンを入れると改札が開く。 |
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MRT/地下鉄 | |
台湾の初代総統、蒋介石を称えて建てられた紀念堂である。 | |
台湾民主紀念館/旧・中正紀念堂 | |
中正記念公園 | 蒋介石坐像 |
台湾民主紀念館をの大中至正門を出て右に進み大きな交差点を左折し500mほど歩くと台湾総統府である。 日本統治時代に台湾総督府として建立されたものだそうだが赤れんが造りのモダンな建物だ。 周囲は警官、軍人がかなり厳しく警備体制をとっている。 |
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総統府 | |
正門前には自動小銃を持った軍人がいた。 そしてその軍人の足元は地面から金属のくさびが出ており車が突入してきても瞬時にパンクをさせ阻止出来るようにしている。 |
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正門前の軍人 | |
総統府の正面を通過し裁判所前、法務部前を歩きMRT中正紀念堂駅横の南門市場に立ち寄り今日はここまで。 歩き疲れたのでタクシーでホテルに帰りホテルのレストランで夕食です。 |
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南門市場 |
今日は朝から地下鉄と路線バスを乗り継いで台北市南方の山の中にある烏來温泉に行くことにする。 残念ながら家内が風邪気味のため温泉に入るのは断念することとする。 最寄り駅の地下鉄淡水線の中山駅より南方向終点の新店駅まで乗車。35元/人。 約20分程度で新店駅に到着。駅構内を出てすぐ右にバス停が並んでいる。一番端に烏來行きがあった。 待っているとすぐさまタクシーの客引きが来るが丁重にお断りをする。 15分程するとバスが来たので乗車。 |
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鉄板に紙の路線図を貼ったバス停 | |
隣の席に片言の日本語を話す現地のおばさんと日本のカラオケをテーマにしばし談笑。 町を抜けると山道のカーブの連続、約30分ほどで終点烏來に到着。40元/人。 |
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乗ってきたバス | |
温泉街入口 | 商店街 |
温泉街入口の橋を渡り商店街をぶらぶらと通り過ぎるとまた川があり橋を渡りかけると少し離れた川岸から湯気が立ち昇っているのが見える。よく見ると川岸の露天風呂である。近くへ行ってみると年配者が多いが男女を含め大賑わいである。まだ朝の10:30である。 着替えは温泉の横にある仕切りの小屋にカーテンがあるだけ。女性はちょっと勇気がいります。 熱くなった人はそのまま川に入り水泳をしていました。 |
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河原の露天風呂(無料) | |
橋を渡り突き当りの階段を登るとトロッコ列車乗り場がある。ちっちゃな可愛いトロッコである。 一両4人乗り。シートは二人掛けであるが二人並ぶと車両からはみ出しそうである。 早速乗って1.6Km先にある烏來瀑布を見に行くことにするが見かけとは違い結構スピードは出すは揺れるはでスリル満点である。圧巻は終点での方向転換に通るトンネルに減速もせず突っ込んでいくしトンネルは車両すれすれの急カーブで360°一気に回る。びっくり!!! 50元/人 |
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トロッコ列車 | |
終点駅から更にロープウエイがあるが天気もいま一つなので散策後はトロッコの線路に沿って1.6Kmを景色を見ながら歩いて温泉街まで降りることにする。 | |
烏來瀑布とタイヤル族の像 | |
道路沿いにある温泉の看板 | 日本の温泉に良く似ている |
本日の昼食は温泉街にある屋台形式の食堂で名物の竹筒で炊いたご飯に肉かけビーフン、筍のスープである 烏來温泉、ノスタルジックな日本の田舎の温泉を思わせる何故か落ち着く町であった。 温泉に入れなかったのが残念。 |
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昼食 | |
烏來から帰りのバスに乗るが新店では下りず終点の台北駅まで乗りそこから地下鉄板南線で龍山寺駅へ行き龍山寺を参拝する。 現地の人に習い線香を買って頭の上に掲げ拝む。 何か良いことがあるかも。 小腹が空いたので近くの屋台で透明のお餅にあんかけをかけたようなものを食す。結構いける。 |
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龍山寺 | |
次は台北駅で地下鉄を板南線から淡水線に乗り換え民灌西路駅で降りタクシーで行天宮へ行く。ここも立派なお寺である。 すぐそばにある交差点の地下通路が占い横丁になっており日本語OKの看板が並んでいる。 早速占って貰うことにする。 3項目で500元、全部で1000元だそうだ。良い値段である。 |
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占い横丁で占い中 | |
本日の最後は士林夜市へ。 地下鉄、劍澤駅の前から士林夜市のエリアである。 駅の前には大きな建物まるごと数百の屋台入っている美食街がある。いろんなB級グルメがある。外せないのは有名な牡蠣の入ったお好み焼きのようなもの。みそだれを掛けて食べるのだが醤油のほうがおいしいと思う。 いろいろな物を食べて本日の夕食は終了。 その他、ゲーム屋台のエリア、洋服店のエリア種々雑多の店と大勢の人で賑わっていた。 こういう場所は大好きである。 |
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地下鉄劍澤駅 | |
士林夜市 | 士林美食街 |
台北駅正面 | 駅構内改札 |
今日は、台北駅から台湾鉄道に乗り台湾の北の端、瑞芳駅まで行きそこからバスに乗り換え映画「悲情城市」の舞台、千と千尋の神隠しに影響を与えたという有名な昔ながらの町、仇分へ行く。 切符を買わなければならないが駅に張ってある時刻表を見ると10:05発、急行営光號が次発なので列車番号、行先などを紙に書き窓口に出すと買うことが出来た。62元/人5分ほど遅れで入線してきたがほぼ満席である。 約50分の列車の旅である。 |
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営光號 C.K.42 | |
瑞芳駅 | 瑞芳駅前 |
仇分はあいにくの雨、地元の人が雨の多い町なのだと言っていた。駅を出る前に帰りの切符を買っておくことにする。帰りは、特急自強號 14:07発を購入。 向かいの通りにあるバス停からバスに乗る。日本人とローカルと半々位の乗客である。20元/人。 |
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仇分/石の坂道の路地 | |
雨ではどうしようもなく早々に引き揚げることにする。 | |
本当は絶景のはず/雨で残念 | |
自強号で台北駅まで帰り次は孔子廟を目指し地下鉄とタクシーで移動するが残念ながら孔子廟は修復中であり8月末まで閉館中であった。 | |
修復工事で1/10〜8/31まで閉鎖の告知板 | 修復中の孔子廟、平面図 |
気を取り直して次の目的地忠烈祠に向かうことにする。 目的は、衛兵交替式である。 地下鉄の駅からタクシーで到着したが15:55になっている。ちょうど16:00からの交替式が始まるところである。 これは見ごたえがあった。 一糸乱れぬ動作、一度止まると何があっても微動だにしない。 両サイドの台にあがると全く動かない。作業服を着た係りの者が裾の乱れや銃剣の房の向きなどを直している。 次の交替、一時間の間は一切動かない。 |
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忠烈祠本殿 | |
衛兵交代式 | 衛兵交代式 |
本日の観光はここまで。 地下鉄、中山駅からホテルまでの道すがら今夜の夕食を吟味しながら歩く。 何にしようかと迷っていると美味しい小籠包が食べたいと言うので一軒の店に入る。店は地下にあり入ると先客は一組だけ、、、、味は大丈夫かなと少し不安になるが来た料理は全て◎であった。そうこうしていると店はいつの間にか満席になっていた。時間が少し早すぎただけでした。満足、満足。 |
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小籠包を食す | |
後は寝るだけとホテルへ向かうがホテル近くのマッサージ店に吸い込まれる。 私は見るだけででしたが極楽気分だったそうです。 |
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気持よさそう |
今日は最終日、午前中は市内からMRTで40分ほど北にある海辺の町、「淡水」へ行き午後は帰国の途に就く。 昨日とは打って変わって天気が良く気温は20度を超えて暑い。 淡水の街は朝市が道路沿いに開いており活気に満ちていた。 |
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ご多分に洩れずなんでもありの市である。 にわとりも頭に鶏冠がついたまま売っていた。 |
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淡水の町の海岸沿いは格好のデートコースだと言うことだ。 景色は大変良い。 |
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ヨーロッパの海辺の保養地といった風情である。 | |
現地の少年が持っているのはソフトクリーム。 高さ50cmはあろうかという代物。 |
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MRT淡水駅。 | |
台北空港内。 | |
帰りの機内食。 | |